電気自動車ニュースについて

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2016/10/21

次世代自動車を活用したスマートコミュニティ

10月19日に滋賀県長浜市の長浜バイオドームで開かれている「琵琶湖環境ビジネスメッセ2016」のセミナー「次世代自動車を活用したスマートコミュニティ」を聞いてきました。

電気自動車はガソリン車に比べはるかに燃費(電費)がよいのですから、「しがエネルギービジョン」にも「次世代自動車の普及」が「エネルギーを『賢く使う』」項目の「エネルギー高度利用推進プロジェクト」の中に入っています。今回のセミナーでは、その「次世代自動車」を活用するという講演などが含まれていたために、興味を引かれて聴講してきました。

最初にデンソーの担当者から「次世代自動車を活用したスマートコミュニティ」と題した基調講演がありました。

内容は、HEMS(Home Energy Management System)に電気自動車等を組み込み、街単位で効率よく電気の出し入れを制御するという「スマートコミュニティ」の基礎知識を確認するものです。

その中に、電気自動車等で電気を使うといっても、その電気はどこからきたものかを吟味しておかないといけないという話がありました。電気自動車はCO2の排出がなくても、火力発電所でCO2を排出していては、本来CO2が減ったことにはならないというものです。これは、電気自動車の環境性能を批判的にとらえる論調にありがちな話です。しかし、「できるだけ」CO2を減らす方策が重要とも触れられていたように、もともとガソリン車よりは効率がよいのですから、同じ距離を走った時に『賢い』のはどちらか明らかです。

Img_2148(試乗体験コーナーにあったトヨタ車体のCOMS(コムス))

興味深かったものは、非常用の電源として、電気自動車に貯めた電気を使う場合の考え方です。

東日本大震災時の経験として、一番必要としたのは、携帯の充電用コンセントと暗闇を解消する簡単なLED照明だったそうで、V2H(Vehicle to Home)のように自動車と家とを結び、家の電気系統を普段通りに使えるようにすることではなかったということです。

災害時の充電用コンセントとLED照明電源だけなら、緻密な制御をしているためにコストがかかり、割高なV2Hは必要不可欠な物ではありません。(ビジネスメッセというくらいで、商売のネタを提供する場なので、もちろん否定的なニアンスではなかった)

そこで、考えられているのが、「ピコグリッドシステム」と呼ばれるものです。小規模な太陽光発電と蓄電池、超小型電気自動車を活用して独立型のシステムを組むものです。また、その超小型電気自動車のコムス等を「移動する電源」として、車の12Vの電気をインバーターで昇圧してコンセントを使えるようにしようというものです。これなら、いち早く復旧することが多い電気を待つ数日間をしのぐこともできますし、電気が復旧した後に移動電源車としてや移動手段、運搬業務などの活動をすることができます。

100Vを提供するインバーターさえあれば、ガソリン車でもよいのですが、東日本大震災時にガソリンが不足したように、ガソリン車では持続的な活動に困難が生じることもありうるので、より現実的なのは、安価な超小型電気自動車ということなのでしょう。

問題は、超小型電気自動車の国の規格がなかなか決まらないことでしたが、国交省が走行規制緩和を進めるそうですから、電気自動車のカーシェアリングと合わせて、超小型電気自動車がこれからは見直されるかもしれません。

(蛇足ですが、デンソーの資料の中に映り込んでいた電気自動車は、三菱アイミーブでした)


次ぎに、大阪ガスの担当者から「EVを活用したスマートエネルギーハウスの取り組みについて」という講演がありました。HEMS(Home Energy Management System)の話など、基調講演と重なる部分が少なからずある講演でした。

実際にモデルハウスを作り、そこで生活をすることによってデータを得たそうです。その実験システムの写真に載っている電気自動車は、HONDAの超小型EVフィットEVでしたから、充放電を繰り返す実験後、それら電気自動車の電池の劣化具合はどうであったのかを質問したのですが、劣化は少なかったとのことでした。

大阪ガス担当者は、その電池メーカーがどこかを触れませんでしたが、フィットEVは、東芝のリチウムイオン電池「SCiB」を使っていましたから、予想通りの結果だといえるでしょう。

同じ東芝の電池「SCiB」を使っている私のアイミーブMグレードは、今年7月の2回目の車検の時点で走行距離が6万700キロを越えていましたが、電池容量残存率.(2016/07/25)は「105パーセント」でした。2011年8月18日から約4年11ヶ月で、約1191回(急速充電205回、自宅外での普通充電15回、自宅200V充電971回)充電を繰り返してきましたが、電池の劣化は感じられません。電池の使用条件は厳しくても、「SCiB」は、やはり優秀なようです。

Img_2147(会場に展示されていたクロネコのミニキャブ・ミーブ)


最後に、関西電力の担当者から 「電動車両等を活用したバーチャルパワープラント(VPP)の取組状況」と題した講演がありました。

バーチャルパワープラント」とは、電力系統に点在する機器をインターネットで結び、個々のサーバーデータを統合サーバで制御することにより(需給調整力を有効活用)、あたかも1つの発電所(仮想発電所)のように機能させる仕組みのことだそうです。調整できる設備を結びつける(アグリゲーター)事業だそうです。

電力会社と電気自動車とのつながりは、出力調整できない原子力発電所の電気が夜に余ることから、その受け皿として電気自動車に期待したのが、もともとの始まりですが、原発がほとんど動いていない今、電力会社は、電気自動車を電気の調整弁の一つとして期待しているようです。

説明によると、電気自動車は一般的に電気代が安い深夜の時間帯に充電をおこないますが、昼間でも電力が余ったときに、つながっている電気自動車に充電を始めるように指令を出すシステムのようです。

夜間など、電力に余裕が生じた場合には、その電力を使って下の調整ダムから上の調整ダムへと水をくみ上げ、電力不足が大きくなる昼間時間帯に、上から下へ水を落とし発電する揚水力発電所の役目を、電力需要・供給の平準化の役目を電気自動車に期待しているようです。

10)EVの普及がすすめば原発が必要になる(2013/06/29)

(蛇足ですが、大阪ガスの資料でも関電のでも、電気自動車の車両になぜかフィットEVが載っていました。フィットEVは、優秀な電池を使っていたにもかかわらず、市販されず現在は生産もされていません。「SCiB」を載せていたからこその採用かもしれません)


「セミナーを受講して」

しがエネルギービジョン」には、「次世代自動車の普及」が入っていますが、残念ながら滋賀県が積極的に「普及」をすすめているとは思えません。

電気自動車に関しては、県民生活部エネルギー政策課だけではなく、琵琶湖環境部温暖化対策課もその取組の中に組み入れられているようですが、具体的な政策が伝わってきません。たとえば、温暖化対策課には、「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車用充電設備について 」というページがありますが、2016年9月16日更新と書いてあっても、その内容は古いままです。「一般に公開されている電気自動車等用充電設備をお持ちの事業者で、このページへの掲載が可能な箇所が御座いましたら、温暖化対策課まで御連絡お願いします。」とありますが、連絡を待っていても情報は集まらないでしょう。当ページの滋賀県内の充電器リスト(2016/10/19更新)だけでなく、EVsmartなどの充電検索・施設を参考にしたり、直接リンクしたりすれば、最新情報を得ることができるはずです。

もしくは、最新情報はスマホなどの検索サイトにまかせておいて、以下のような点の追跡が県としては重要だと思います。滋賀県は設置補助金を出してもらうためのビジョンリスト(PDF:232KB)(平成27年11月27日時点)を作成していますが、ここに載っても、その後設置されているかわからないところもあります。県としての状況把握をしてほしいところです。

エネルギー政策課がまとめた「しがエネルギービジョン◆エネルギーを「賢く使う」  (6)エネルギー高度利用推進(PDF:1,853KB)には、「電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド車(PHV)ともに、販売台数は着実に増加。」とありますが、今まで優遇政策はなかったのですから、増加に県の関与はなかったでしょう。また、「平成26年3月には県庁舎 に充電設備を設置。」 各地の合同庁舎に充電器は設置してありますが、すべて200Vの普通充電器ですから、いくら公開しているといっても、その利用頻度は極めて低いのではないでしょうか。民間事業を圧迫してはいけませんが、道の駅などや利用頻度の多い場所への2台目設置など、国の補助金とは別に急速充電器設置に補助金を出してもよいのではないかと思います。(事業者向けの次世代自動車購入補助金があることを始めて知った)

滋賀県次世代自動車充電インフラ整備ビジョンについて/滋賀県.」は2015年11月27日に更新が終了していますが、その後、「道の駅 奥永源寺渓流の里」など補助金が確定したところもあります。県民生活部エネルギー政策課と琵琶湖環境部温暖化対策課との連携を密にしていただき、ぜひとも「次世代自動車の普及」をすすめてほしいものです。大災害時には電気自動車は大いに役に立つのですから。

EVのデメリット.(2013/06/29)

東海・東南海・南海地震など大災害時には,沿岸部にある多くの発電所が停止することが予想され,その場合の電力不足が心配されています。このような時にもリーフが積む24kWhの電池容量があれば,一般家庭の2日分の電気をまかなうことができると言われていますから,リーフが100万台あれば100万軒の2日分が備蓄できていることになります。(三菱アウトランダーPHEVは,電池12kWhの満充電とガソリン満タン状態で最大約10日間の発電が可能)

主要な火力発電所、地震高確率地域に6割(2013年2月2日)朝日新聞(リンク切れ)

いつ来るかわからない災害に備えるため固定された発電機を用意しておくよりも,メンテナンスや利便性に優れたEVを普段から走らせておいた方がコストを抑えることができるでしょう。いろいろなリスクを分散させるためにも,EVの普及はこれからますます重要になってくるかもしれません。

2016/10/15

EV・PHEV保有台数 都道府県別ランキング

リンク: EV・PHEV保有台数 都道府県別ランキング 2009-2015年度 - GoGoEV.(2016/10/13)

GoGoEV(電気自動車充電スタンド情報)のコラムでは、各都道府県ごとのEV・PHEV保有ランキングを紹介しています。

資料によると電気自動車の場合、1万人当たりの保有台数のトップ1は佐賀県(9.69台)、2位は岐阜県(9.56台)、3位は福島県(9.03台)となっています。

私が住む滋賀県の場合、電気がなくなった後もガソリンで走り続けることができるPHEVが利便性が高く台数も多いのかと思いましたが、予想に反して電気自動車は874台、PHEVは616台と、電気自動車の方が多くなっていました。そのほかの県もどうかといくつか並べてみましたが、電気自動車の方が概ね多いようです。

アイミーブやリーフは2010年から市販されていますが、プリウスPHVは2012年、アウトランダーPHEVは2013年からですから、発売が早い分多いのかもしれません。また、三菱に限れば、アイミーブ系(ミニキャブ系も含む)は下の集計で約18,000台、アウトランダーPHEVは約35,000台ですが、その数を逆転するほどリーフの数が多いということなのでしょう。そういえば、朝夕の通勤時間帯にリーフとよくすれ違うようになってきています。

三菱 アイミーブなどの2016年8月度 販売実績.(2016/09/28)

また、滋賀県の1万人当たりの乗用車台数は全国30位ですが、電気自動車は20位、PHEVは13位とその順位を上げており、新しもの好きの県民性が良く表れていました。(スマートフォンやパソコンの所有数は、全国1位=1000世帯あたり

2016/10/11

福岡市 で試乗・展示会

リンク: 福岡市 次世代自動車展示・試乗会2016.(2016/10/07)

福岡市では、「次世代自動車」を体感できる試乗会を以下の要領で開催すると告示しています。

【日時】 10月22日土曜日 10時~16時
     10月23日日曜日 10時~15時30分

【会場】 福岡市役所西側ふれあい広場横 南側駐車スペース(中央警察署前)

【受付】 当日先着順で試乗可(各日10時から終了時刻の30分前まで受付)

【参加費】 無料

【試乗コース】 福岡市役所のまわり(約5分程度の予定)

この試乗には、三菱アウトランダーPHEVや日産リーフ だけでなく、BMW i3をはじめ、海外メーカーのプラグインハイブリッド車も運転することができるそうです。また、同時に日産e-NV200などの展示もおこなわれているそうですが、世界初の量産型電気自動車・三菱アイミーブ(i-MiEV)の記載はどこにもありません。まだ生産されているのに、福岡市環境局 環境政策部 温暖化対策課の担当者はその存在自体を知らなかったのか、九州三菱の担当者がアイミーブ(i-MiEV)やミニキャブミーブ(MINICAB-MiEV)も試乗車か展示車に入れてはいかがですかと進言しなかったのか、いずれにせよ、アイミーブ系の電気自動車は、その影を薄くしつつあります。


YouTube: 三菱 i-MiEV 誕生の舞台裏(ディスカバリーチャンネル)

2016/10/06

充電環境の行方

20161005_202023これは、日本充電サービス(NCS)がホームページに掲載している「充電スポットニュース」のカットです。

ここに書いているように、8月から10月にかけては、充電器が新しく運用を開始するよりも現状の充電器が廃止される方が多くなっています。その廃止の多くは、店舗の閉店によるもので、三菱や日産のディーラー、コンビニが目につきます。

コンビニは、売り上げが伸びないとすぐに閉店しますし、最近ではファミリーマートとサークルKが統合しましたから、隣り合った店舗は淘汰され、充電器を設置している側が閉店に追い込まれるかもしれません。自動車ディーラーは、燃費不正を受けて経営が苦しくなっているのかもしれません。

私が電気自動車に乗り始めた5年前と比べたら、現在の充電環境はとても充実していますが、この環境が維持・拡大していくかについては、心もとないところがあります。

唯一の救いは、道の駅に急速充電器が増えていることです。 今後、充電器が設置される場所.(2016/08/12)に書いたように着実に増えています。また、ホテルやホームセンターなど滞在する場所での200Vも増えていることは、利便性が高くなってきているともいえます。

これから期待するところは、今冬に新型「プリウスPHV」を発売するトヨタ店ですが、新型プリウスPHVが問うトヨタディーラーの充電環境.(2016/07/14)等にも書いたように、「プリウスPHV」が急速充電にオプション対応するにもかかわらず、急速充電器設置の対応は鈍いようです。それを裏づけるように、「次世代自動車充電インフラ整備促進事業費補助金」7 月末日の採択結果.(2016/08/10)を見てみると、トヨタのディーラーの名前は見あたりません。また、滋賀県次世代自動車充電インフラ整備ビジョンについて.のビジョンリストを見ても、2015年11月27日で更新が止まっており、トヨタ店は既存の200Vのみで、新たな急速充電器設置情報はないようです。

せめて今ある環境が維持されるように、家まで十分たどり着くことができる電気があったとしても、途中の充電器を使う行動、使用実績を上げることがこれからは必要かもしれません。

2016/10/03

「リーフ」特別仕様車「thanks edition」

リンク: 「日産リーフ」、世界累計販売20万台達成を記念し、特別仕様車「thanks edition」を発売 - 日産自動車ニュースルーム.(2016/10/03)

日産は、「日産リーフ」の世界累計販売20万台達成を記念し、30kWhの各グレードに以下のような特別仕様車「thanks edition」を10月3日より発売すると発表しています。

日々、運転しているとリーフとすれ違うことが多くなってきました。

<「日産リーフ」thanks edition 車両概要>

X・X エアロスタイル

  • LEDヘッドランプ(ロービーム、オートレベライザー付き)
  • オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知「おもいやりライト」機能付き)
  • 17インチアルミホイール(エアロスタイルは標準装備)

G・G エアロスタイル

  • 本革シート
  • ヒーター付ドアミラー
  • アラウンドビューモニター(トップビュー/サイドブラインド/フロントビュー/バックビュー)
  • BOSE Energy Efficient Series 7スピーカー

2016/10/02

「リーフ」の小型版?

リンク: 欧州日産の幹部、小型版「リーフ」や電動クロスオーバーの開発を示唆 - Autoblog 日本版.(2016/09/29)

日産が資本提携しているルノーの「ZOE」のような小型版などが検討されているという記事です。

Bセグメントだそうですから、待ち望んでいる軽EVとは重ならないのでしょうが、車種が増え、選択肢が増えることはうれしいことです。

リンク: New 2017 Renault ZOE ZE 40: 400 km Range*, 41 kWh Battery.(EVオーナーズクラブの情報より)

2025年までに30車種以上のEVを投入するというフォルクスワーゲンや新型電気自動車を披露したルノーやオペル、電気自動車向け新ブランド「EQ」を立ち上げるダイムラーもが電気自動車へ傾いている中、日本のメーカーの動きが鈍いのが気にかかります。新型BMW i3.にあるように電池の改善は著しいものがあるのですから、このまま様子見では、後悔する時期が来るのも案外早いかもしれません。

リンク: パリでモーターショー開幕 電気自動車などに重点移す | NHKニュース.(2016/09/30)

リンク: VW、背水のEVシフト パリ自動車ショー  :日本経済新聞.(2016/09/30)

リンク: 【パリモーターショー2016】フォルクスワーゲン、次世代電気自動車のコンセプト「I.D.」を発表 2020年に市販化予定 - Autoblog 日本版.(2016/10/01)


YouTube: 「パリモーターショー2016」開幕 Cars and babes, still an item at Paris Motor Show

リンク: 電気で走る新たな「スーパーカー」、3.7秒で時速100km到達―日本が開発 - インターネットコム.(2016/10/01)

コンセプトモデル「GLM G4

GLM グリーンロードモータース

2016/09/29

新型BMW i3

リンク: 大幅な航続距離の延長を実現したBMWの電気自動車 「新型BMW i3」を発売.(2016/09/27)

BMWジャパンは、リチウムイオン電池の容量を21.8kW/hから33.2kWhへと増やし、一充電走行距離を390km(JC08モード)まで延ばした「新型BMW i3」を、10月1日(土)より販売を開始すると発表しています。

価格は、モデル変更前と同じ499万円からだそうです。あちこちの記事にはあえて?触れられていませんが、新しいタイプのバッテリーで容量が大幅に増えたのですから当然値上げするはずです。ところが価格を据え置くということは、今までの装備を一部減らしてその価格を維持しているのでしょう。

電池の容量が増えた分、「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費」補助金が従来モデルの239,000円から365,000円(搭載された蓄電池容量 1kWh 当り1万1千円 ×搭載された蓄電池容量(kWh))へアップしています。本体価格は据え置きですから、電池容量が増えて、今までよりも126,000円安く買うことができます。(補助対象車両一覧

リンク: 電気自動車ニュース: クリーンエネルギー自動車補助金の申請受付開始.(2016/04/20)

余談ですが、「新型BMW i3」電池容量は33.2kWhです。一般的な記事では皆33kWhとしていますが、正確には33.2kWhになっています。(正規ディーラーで確認)

現在の補助金は、上に書いたように電池容量に比例した金額となるので、33kWhなら363,000円のはずですが、どの記事も365,000円となっています。疑問に思ったので、次世代自動車振興センターに載っている補助対象車両一覧を調べてみたところ、新型は33.2kWhと書いていました。

また、リチウムイオン電池は、これまで通りサムスンSDIだそうです。

リンク: BMW、EVの「定額充電サービス」が日本上陸 (2ページ目):日経ビジネスオンライン.(2016/09/28)

競合するLG化学からの提供は今のところないそうですが、以下の記事によると、技術開発はどんどん進んでいるようです。「新型BMW i3」でも、今までのと大きさは同じで、電池容量が約1.5倍になっているのですから。

1回の充電で300キロメートル以上走れる電池を開発したのをきっかけに受注が急増しているという。今後は1回の充電による走行距離を500キロメートル以上に伸ばし、充電時間を短縮する技術開発にも力を入れていく。

リンク: LG化学、ポーランドにEV用電池の新工場  :日本経済新聞.(2016/9/26)

新型BMW i3で気になったのは、以下の2点です。まず、その充電時間です。容量が増えた分、国内の急速充電では、約45分でバッテリー容量の80%まで充電できるとしています。この点を新しいユーザーに強調しすぎると、「30分で80%」の宣伝文句が染みついている今の電気自動車オーナーが30分間きっちりと充電するように、時間いっぱいまで充電をねばるi3ユーザーが出てこないとも限りません。45分というのは、あくまでも目安であって、時間と後の走行距離に応じた充電を心がけるように説明してほしいものです。

「ちょこっと充電」: 第2回EVOC関西オフ 往復記録.(2016/08/29)

次ぎに気になったのは、BMWジャパンの新しい充電サービス「ChargeNow」です。

BMWの電気自動車が、今ある充電器のネットワーク「NCS ネットワーク」(合同会社日本充電サービス)を利用しようとすると、日本充電サービスが発行するNCSカードを利用するしかありませんでした。ところが、10 月 1日からは、このネットワークを利用可能にする「ChargeNow」というBMW独自のサービスを開始するというのです。それも12ヶ月間無料で提供すると発表しています。

ただし、問題はその後で、急速充電器も普通充電器も使えるサービスが月額5000円(急速充電15円/分)と高額になっています。今ある日本充電サービスが発行するNCSカードの料金プラン表では、同じ条件のものが月額4,200円ですから、購入1年後には800円でも安い方へ移行するであろうことが目に見えます。なぜ、このような料金設定にしたのか疑問に思いました。

ちなみに、充電条件に違いはありますが、テスラ専用の「スーパーチャージャーステーション」であれば無料、その他は月額3250円(急速充電15円/分)ですし、日産ゼロ・エミッションサポートプログラム スタンダードプランは、月額3,000円(急速充電0円〜15円/分)です。三菱のプレミアムプランは、月額1,500円(急速充電5円〜15円/分)です。

リンク: 電気自動車ニュース: マイナーチェンジ BMW i3.(2016/09/13)

2016/09/20

三菱がEVの販売をやめる?

リンク: それホント? EVで世界に遅れ始めているニッポンのウラ事情 - 自動車コラム - carview! - 自動車.(2016/09/18)

世界のEV化の波に比べ、日本は車種も少なく世界に逆行しているのではないかという記事です。

2代目プリウスPHVが大きな話題になるくらいですから、その通りなのですが、気になった一文は、「日本は三菱がEVの販売をやめるっていうじゃないですか」のところです。

ミニキャブミーブ トラック(MINICAB-MiEV TRUCK)が販売不振で3月31日に製造中止になったように、アイミーブ(i-MiEV)やミニキャブミーブ(MINICAB-MiEV)も月に10台ずつぐらいしか売れていない状況では、会社としては利益も何もあったものではないでしょう。(燃費不正第2弾の影響で8月30日から三菱のリンク先が表示されなくなっています)規模が縮小している今は、得意分野に集中して、三菱としてはPHEVを前面に出していくということでしょうか。

リンク: 電気自動車ニュース: 三菱 アイミーブなどの2016年7月度 販売実績.(2016/09/02)

現在の補助金が電池容量に応じた額に変更された結果、アイミーブ Mグレード(10.5kWh)では、115,500円に減額されています。発売当初の7分の1ほどに額は縮小しています。クリーンエネルギー自動車補助金の申請受付開始.(2016/04/20)

電池容量の少ない三菱の電気自動車は、この点でますます不利になっており、下に示すようにXグレードでは、リーフの24kWhタイプよりも高くなってしまっています。

売れないから車両本体価格を下げることができない。電池容量が少ないので割高になってしまう。ますます売れないという負の循環です。

車両本体価格ー補助金=支払い価格

2,261,520ー115,500=2,146,020円(Mグレード 10.5kWh)

2,838,240ー176,000=2,662,240円(Xグレード 16kWh)

2,803,680ー264,000=2,539,680円(リーフ モデルS 24kWh)

3,197,880ー330,000=2,867,880円(リーフ モデルS 30kWh)

「三菱がEVの販売をやめる」というのは、このような状況から単独での販売をやめるという意味にとりたいものです。日産と三菱の合弁会社NMKVからは近い将来、アイミーブ の流れを受け継いだ軽の電気自動車版が発売されることを期待しています。

 

電気自動車が普及しても「原発」は全く必要としないのですが、「EV普及=原発推進か! と短絡的に言われちゃう」という文も気になりました。

リンク: 電気自動車ニュース: 節電と電気自動車.(2011/12/29)

2016/09/17

イベント情報

この秋に、電気自動車に関わるイベントがあちこちであります。

リンク: 燃料電池自動車(FCV)の普及啓発活動 イベント情報等 - 神奈川県ホームページ.

リンク: 究極のエコカーが勢ぞろい!試乗イベント.

日時:9月22日(木)10:00〜16:00

場所:横浜赤レンガ倉庫イベント広場

内容:試乗(トヨタMIRAI、日産リーフ、BMW i3、BMW 330e、Audi A3 Sportback e-tronなど)、展示会(FCV(燃料電池自動車)、EV(電気自動車)、PHV(プラグインハイブリッド自動車)など)

入場:無料


リンク: EVEX 国内唯一のEV・PHVに特化したビジネストレードショー EV・PHV普及活用技術展2016.

以下の日程で、「EVEX EV・PHV普及活用技術展2016」が開催されるそうです。ホームページには、「本格普及に向けて再加速」とありますが、外国メーカーはまだしも国内メーカーの動向を見ていると「再加速」するか疑心暗鬼です。もちろん、普及してほしいのですが。

日時:2016年9月28日(水)〜9月30日(金)

場所:東京ビックサイト 東ホール

入場:事前登録

リンク: EVEX EV・PHV普及活用技術展2016 in 東京ビックサイト_今後のイベント情報_EV,PHV,FCV等のCEVと充電設備の補助金交付を行う次世代自動車振興センター.

セミナー 経済産業省/国土交通省の次世代自動車普及取組について

日時:2016年9月29日(木)13:00~13:45

場所:東京ビックサイト 東3ホール 3-④


リンク: 日産自動車とオーテックジャパン「国際福祉機器展H.C.R.2016」に9台出展 - 日産自動車ニュースルーム.

リンク: 展示会情報 - 国際福祉機器展.(H.C.R. 2016)

こちらには、送迎タイプのe-NV200が出展されるそうです。

日時 :10月12日(水)~10月14日(金) 10:00~17:00

場所 : 東京ビッグサイト 

入場料 : 無料(入場者登録制

2016/09/15

GM 一充電走行距離 383キロ

リンク: GM、航続383キロのEV 普及価格帯で最長  :日本経済新聞.(2016/09/14)

ゼネラル・モーターズ(GM)は、年末発売予定の「シボレー・ボルトEV」の一充電走行距離がEPA(連邦環境保護庁)燃費で238マイル(約383km)と発表したと伝えています。

ちなみにEPA燃費を他と比較してみると、Tesla Motors(テスラ・モーターズ)が2017年の発売予定の「モデル3」はEPA燃費が215マイル(約346km)、リーフ30kWhは約171kmです。

JC08航続距離に置き換えると

シボレー・ボルトEV・・627km
モデル3・・・・・・・・565km
リーフ 30kWh・・・・・・ 280km

それでいて、記事などから価格を比較すると(補助金活用前、現在レート)

シボレー・ボルトEV・・・3万7500ドル(約383万円)以下
モデル3・・・・・・・・・3万5000ドル(約357万円)
リーフ 30kWh(SVトリム)・・3万7050ドル(約378万円)米価格

次期リーフは、一充電走行距離が400kmになる 2018年 一充電400kmの電池を開発へ(加筆).(2016/03/07)としていますが、それが達成されたとしても他社はJC08燃費で500kmを越えているのですから、同じ価格では他社には太刀打ちできません。距離を延ばすために30kWhよりも電池容量は増えるでしょうが、価格をさらに引き下げないと販売競争は難しくなるかもしれません。

そのためには、電気自動車で一番本体価格に影響する電池価格を下げるしかないでしょう。ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー・ボルトEV」は韓国LG化学製の電池を使って航続距離を伸ばしているそうですから、日産も電池事業からの撤退をしたら、同じようなメーカーを選択するのかもしれません。

リンク: 日産ついに撤退か、車載電池で再編の号砲 | 自動車 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準.(2016/08/08)

下記には、詳しい情報が載っています。

リンク: 米GMが電気自動車のシボレー ボルト(BOLT)を発表 | EVsmartブログ.(2016/09/13)

35万台からさらに積み上げることができるか、日産の電気自動車は次期リーフの性能・価格にかかっているようです。

リンク: ルノー・日産アライアンス、累計35万台の電気自動車を販売 - 日産自動車ニュースルーム.(2016/09/13)