電気自動車ニュースについて

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2013年8月の記事

2013/08/30

三菱自動車 社会・環境報告書2013

リンク: プレスリリース | ニュース・イベント | MITSUBISHI MOTORS.

三菱自動車は,2012年度の事業活動における社会・環境への取り組み実績をまとめた「三菱自動車 社会・環境報告書2013」を発行したと発表しています。

その特集「電気自動車と社会のつながり」のなかで,「電気自動車の普及は、低炭素社会の実現に加え、東日本大震災以降は新たな役割が期待されるようになりました」とし,国内および海外の事例として、「非常時の電源供給」「スマートグリッド、スマートコミュニティ」などを紹介しているようですが,マイナーチェンジもされずに販売数が超低迷する現状では「電気自動車」の語句は「2014」にないかもしれません。

アウトランダーPHEVがEVの穴を埋めることになるのでしょうが,EVユーザとしては,このままでは残念なことです。

三菱 i-MiEVなどの2013年7月度 販売実績(2013/08/30)

2013/08/29

三菱,スズキのガソリン軽商用車をEV化?

リンク: プレスリリース | ニュース・イベント | MITSUBISHI MOTORS.(三菱自動車、スズキからのガソリン軽商用車のOEM供給受けについて

「電気自動車ニュース」なのになぜ,三菱がガソリン軽商用車をスズキから供給されることについて取り上げるかというと,三菱自動車には自社生産を停止するミニキャブ バンなどを元にした電気自動車である『MINICAB-MiEV 』と『MINICAB-MiEV TRUCK』があるからです。

三菱は,『MINICAB-MiEV 』と『MINICAB-MiEV TRUCK』の「車両開発・生産・販売については、今後も継続・強化」するとしていますが,三菱 i-MiEVなどの2013年7月度 販売実績で示したように電池問題があったとしても7月には『MINICAB-MiEV 』は93台,『MINICAB-MiEV TRUCK』 にいたっては14台しか販売されていないのですから,軽商用EVだけ自主開発するのでは日産までもが同じOEMを受けてコスト削減する意味がなくなってしまいます。ですから,車両本体についてはスズキの「キャリィ」を元にして電動化するのかもしれません。

リンク: 日産|日産自動車、スズキと軽商用車のOEM供給につき基本合意.

電気自動車は普及しない?

リンク: 電気自動車は普及しないのか/苦戦の要因と未来への展望 | THE PAGE(ザ・ページ).

THE PAGEは電気自動車の未来や課題についてのQ&Aを掲載しています。その中で気になった点を取り上げます。

(EVが普及してこない)苦戦の要因は何でしょうか?

「充電設備など電気自動車のインフラ整備、初期投資が遅れている。また、電気自動車に対する消費者のイメージがついていない状態といえる」

充電設備については「充電のためのインフラ不足」にも書いていますが,正確にはインフラ不足は解消されつつある県もあるが,まだまだ不足しているところもあるというのが実態です。実際,急速充電器は全国に2013年6月5日に1,677箇所だったものが,設置補助金の増額もあり1ヶ月後の7月5日には1,716箇所に増えています。

私の場合は身近に急速充電器がないこともありますが,購入後の2年間,ほとんど家での200V充電で済ませていますし,通勤での往復など普段使いではこれで十分足りています。評論家を筆頭にマスコミがいまだに卵が先か鶏が先かのような「インフラ不足」をEVが普及しない原因に取り上げることで,「消費者のイメージがついていかない」状況を作っているのではないのでしょうか。

EVのデメリット4)充電のためのインフラ不足

「電気自動車に対する消費者のイメージ」がついていないのは確かですが,上のように正確な情報が伝わっていないから良いイメージができないというのも間違いないことでしょう。

たとえば,最近尋ねた自動車ディラーの方は,1年近く前から設置されている近所の自動車ディラーの急速充電器をご存じありませんでした。違う系列会社とはいえ,充電する側にとってはそれは関係ありませんし,24時間開放しているところであればなおさらで,営業に利用しないてはないでしょう。

また,登り坂を目の前にして「電気自動車なので馬力はありません」と言ったり,旧型のリーフとはいえ「フル充電で航続距離は100km」という営業マンもいるようです。

EVのデメリット6)坂道に弱い に書いたようにEVは,登坂能力という面では坂道に強いですが,電力消費という面では坂道にはとても弱い車です。このへんの違いをわかっていて営業マンは説明したのか上のブログからは不明ですが,「馬力がない」ではEVのイメージを損なうでしょう。

エアコン(特に暖房)を入れるか入れないかによって航続距離は大きく違いますから一概には言えませんが,10.5kWhの電池しかない私のアイミーブでも上手く走らせれば100km前後までいきますから,私の2倍以上の24kWhを積むリーフなら問題のない距離でしょう。説明方法が悪いのか走り方が悪いのか。(2)走る距離が短い

すべてではないでしょうが,売り手の方ですらこのような状態ですから「消費者の負のイメージ」を変えることは容易ではありません。

課題は「航続距離」と「充電」

電気自動車の普及には、充電や航続距離をめぐる技術革新が必要

EVのデメリットの「走る距離が短い」「充電時間が長い」「充電のためのインフラ不足 」に書いたようにデメリットもありますが,使い方・考え方次第でデメリットの割合は限りなく小さくなります。もちろん「技術革新」によってそれらのデメリットが更に小さくなれば,乗って楽しいEVが魅力あるものになることは間違いないでしょう。

課題は,「乗って楽しい車」であることを伝え,「正確な情報」を広めることにあると思っています。

2013/08/28

三菱 i-MiEVなどの2013年7月度 販売実績

リンク: プレスリリース | ニュース・イベント | MITSUBISHI MOTORS.

アウトランダーPHEVは電池問題によるリコールで販売台数はゼロですが,8月25日に生産を再開していますから,同じ電池を使っていたi-MiEV なども来月には少し増えるでしょう。

しかし,東芝の電池を使ったi-MiEV なども含めた数の少なさは,i-MiEV Mグレードユーザとしてはとても残念なことです。

1

2013年7月までの

i-MiEV (表中の青色)の国内販売総数: 8347台
(2009年11月以降で2009年7月〜10月の記録なし。メーカー発表による)
(ミニキャブミーブトラックは,全国軽自動車協会連合会のホームページによる)

MINICAB-MiEV (表中の赤色)の国内販売総数: 4243台

アウトランダーPHEV(表中の緑色)の国内販売総数: 4307台

MINICAB-MiEV TRUCK(表中の紫色)の国内販売総数: 491台

(以下,MINICAB-MiEVMINICAB-MアウトランダーPHEVPHEVに,MINICAB-MiEV TRUCKM-TRUCKに略)

2013年度(i-MiEV 300台,MINICAB-M 290台,PHEV 3台,M-TRUCK 55台)

07月:i-MiEV 68,MINICAB-M 93,PHEV 0,M-TRUCK 14
06月:i-MiEV 70,MINICAB-M 79,PHEV 0,M-TRUCK 9
05月:i-MiEV 62,MINICAB-M 71,PHEV 0,M-TRUCK 7
04月:i-MiEV 100,MINICAB-M 71,PHEV 3,M-TRUCK 25

2012年度(i-MiEV 2205台,MINICAB-M 2026台,PHEV 4304台,M-TRUCK 436台)

03月:i-MiEV 358,MINICAB-M 344,PHEV 1719,M-TRUCK 269
02月:i-MiEV 377,MINICAB-M 317,PHEV 2079,M-TRUCK 167
01月:i-MiEV 79,MINICAB-M 58,PHEV 506,M-TRUCK 48
12月:i-MiEV 137,MINICAB-M 121
11月:i-MiEV 189,MINICAB-M 133
10月:i-MiEV 141,MINICAB-M 128
09月:i-MiEV 212,MINICAB-M 197
08月:i-MiEV  86,MINICAB-M 107
07月:i-MiEV 157,MINICAB-M 200
06月:i-MiEV 288,MINICAB-M 256
05月:i-MiEV 142,MINICAB-M 134
04月:i-MiEV  39,MINICAB-M 31

2011年度(i-MiEV 2552台,MINICAB-MiEV 1927台)
(三菱自動車発表,2012年3月末国内「外」の累計:26000台)

03月:i-MiEV 117,MINICAB-M 123
02月:i-MiEV 446,MINICAB-M 590
01月:i-MiEV 341,MINICAB-M 467
12月:i-MiEV 359,MINICAB-M 747
(「MINICAB-MiEV」は2011年12月8日発売)
11月:326
10月:244
09月:340
08月:207
07月:61
06月:40
05月:34
04月:37

2010年度合計(「i-MiEV」2542台)

03月:102
02月:321
01月:219
12月:164
11月:172
10月:179
09月:277
08月:221
07月:383
06月:390
05月:53
04月:61

2009年度合計(「i-MiEV」748台)

03月:101
02月:151
01月:188
12月:145
11月:163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV」は2009年7月23日発売)

リーフで自動運転

リンク: 日産、自動運転車20年までに発売 試作車公開  :日本経済新聞.

日産は「リーフ」をベースにした自動運転車の試作車を公開したと伝えています。電気で制御している部分が多い電気自動車であるからこそ「自動運転車」への転換が比較的容易なのかもしれません。

また,「手ごろな価格で発売する」と日産側は表明しているそうですから,「自動運転車」の発売は,今後のEVの価格にも影響を及ぼすかもしれません。


YouTube: Nissan Announces Autonomous Drive Plan by 2020

 

2013/08/26

充電インフラマップ

リンク: 日本ユニシス 自治体向け「電気自動車(EV)充電インフラマップ」の無償提供を開始 -2013年8月26日- 日本ユニシス.

自治体は、管理者自らが、「smart oasis webサイト」上で充電スタンド情報の登録・更新が実施できます

となっていますが,なかなか更新されないのが現実です。以下の所から自分の県の充電器を検索していただくとわかりますが,抜けているところが随分あります。

smart oasis(日本ユニシス)

2013/08/25

『アウトランダーPHEV』生産を再開

リンク: アウトランダー PHEV - 未来のクルマが、今、ふたたび走り出します。 | MITSUBISHI MOTORS JAPAN.

三菱自動車は,アウトランダーPHEVがアジアクロスカントリーラリー2013に参戦し,約2000kmを完走したと伝えています。また,アウトランダーPHEVを新規に注文すると2013年12月以降の納車になる見込みだそうです。4ヶ月待ち(^O^)

8月13日のレスポンスによると,アウトランダーPHEVの受注残は国内で約3500台,海外分は約1万1000台もあるそうです。EVにつながる車としてPHEVには注目しています。

リンク: 三菱 アウトランダーPHEV、盆明けから受注再開…世界での受注残1万台超 | レスポンス.(2013/08/13)

アウトランダーPHEV 試乗(2013/02/03)

2013/08/23

EVへのインセンティヴ

リンク: 米国のEV購入、半数以上が上位5都市に集中 « WIRED.jp.

アメリカでは,EV購入の動機にインセンティヴが大きくかかわっていると記事では伝えています。

そのインセンティヴとは,カリフォルニア州では州と地方自治体の両方で大幅な減税があること,また,EVであればHOVレーン(High-Occupancy Vehiclesレーン,規定人数以上が搭乗している車のみ走行可能な車線のこと)を利用できることがあげられています。このことはNISSAN EV blog「全米で最もリーフユーザーが多い会社!?エバーノート外村氏インタビュー」でも以下のように触れられています。

いまシリコンバレーではかなりまた景気がよくなってきて高速道路が朝晩混むんですが、カープールレーンを使えると朝夕のラッシュの通勤時間を半分くらいにできます。40分のところを20分で走れちゃう。物理的な時間短縮に加え、ストップ&ゴーするのと、スーッと来られるのはぜんぜん快適さが違いますよね

このHOVレーン(カープールレーン)の利用はジョージア州やニューヨーク州でも可能だそうです。

私の経験からいって,EVの先進性や経済性をいくら周りの人々に説いたところで,実際に購入へと進む人はほとんどいないのが現状です。この記事にあるように「進んだ考え方を宣伝するのもいいが」アメリカのような誰の目にも見えるメリットを示していくことが大切なことなのでしょう。

しかし,日本の狭い高速道路ではHOVレーンというのは考えられないですから,都心へ侵入できるのはEVだけというような乗り入れ規制ぐらいでしょうか。

リンク: 日産|日産自動車、全米の主要市場で「日産リーフ」の販売を加速.(2013年8月23日)

2013/08/20

EV・PHVタウンシンポジウムin東京

リンク: シンポジウム|一般社団法人次世代自動車振興センター.

次世代自動車振興センターは,9月27日(金)に東京ビックサイト 東ホール EVEX会場内でおこなわれる「EV・PHVタウンシンポジウム-in東京-」(仮称)開催の案内をしています。参加は 無料ですが,事前登録制となっていますので,上のリンク先からお申し込みください。

パネルディスカッションもあるそうですから,我がEVオーナーズクラブ(EVOC)への出演依頼もあるとうれしいのですが(^O^)

2013/08/19

時間帯別料金の適用

リンク: カリフォルニアが蓄電に舵を切る:日経ビジネスオンライン.

カリフォルニア州のSan Diego Gas & Electric(SDG&E)社は,EV充電に関して時間帯別料金を適用し、電力需要のピークシフトに成功していると伝えています。

EVユーザーが帰宅したときすぐに充電を始めれば,一般家庭の夕食・団らん時間と重なるために電力需要が集中してしまいます。そこでSDG&E社は,EVユーザーに時間帯別料金を適用し,「夜中の12時から電力を安くする料金体系にしたところ、夜中の12時に電力需要ピークが現れた」ということです。

原発を活用するために深夜割引などの時間帯別料金を適用してきた日本の電力会社ですが,原発なき後も時間帯別料金を導入することによって,EVなどの電気需要を後へずらすようなリードをすれば,電力需要の平準化が可能であるというよい例でしょう。

2013年6月9日、米カリフォルニア州サンオノフレ原子力発電所の原子炉廃炉により,カリフォルニア州の原発ディアブロキャニオン原発だけであると思われる。州全体の発電量に占めるガス発電の割合は60%