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2013年5月の記事

2013/05/30

今年度のクリーンエネルギー自動車等導入費補助事業発表

リンク: 平成24年度 クリーンエネルギー自動車(CEV)等導入費補助事業のご案内|CEV車両導入補助のご案内|補助金情報|一般社団法人次世代自動車振興センター.

(あわててページを作ったためか「25年度」なのにリンク先のページタイトルは「24年度」になっています。表示は当方の間違いではありません)

以下のように,いくつか昨年度とは変更があるようです。

◎平成25年4月1日~5月31日までに登録した車両の申請書類の提出期限は平成25年6月28日(消印有効)までです。但し支払いが完了していない場合は車両代金全額支払いを完了した上で登録日の翌々月の末日(消印有効)までとします。
◎電気自動車及びプラグインハイブリッド自動車の自家用トラック、バスが補助対象となりました。
◎補助金上限額の計算方法が変わりました。
◎保有義務期間が最長4年になりました。

「クリーンディーゼル」の車種が増えているような感じがするので,今年度は補助金申請日を延長することはないかもしれません。

補助対象車両一覧(別表1)「銘柄ごとの補助金交付上限額」(pdf)

車種によって補助金額の変更があるようです。たとえば,日産リーフの場合,最大78万円は変わりませんが,三菱i-MiEV の場合には,Mグレード(急速充電器付き)で74万円だったものが66万円に減額されています。

また,6年間保有義務があった日産リーフも三菱i-MiEV と同じ4年間になっています。

普通車の日産リーフと軽自動車の三菱i-MiEV との条件に違いが少なくなり,三菱i-MiEV の補助金を除いた実質的な支払い価格が昨年よりも10万円ほど上がっているというのに,三菱からは価格改定などの発表がなんらありません。アウトランダーPHEVの電池に端を発したリコールがらみの問題が片づかないと三菱としては動きたくても動くことができないということでしょうか。(これでは売れないなあ^_^;)

価格など詳しくは,各自動車メーカー営業所にお問い合せください。

三菱 i-MiEVなどの2013年4月度 販売実績

リンク: プレスリリース | 企業情報・投資家情報 | MITSUBISHI MOTORS.

アウトランダーPHEVなどの電池問題が大きく影響し,4月の販売台数はごくわずかであろうと思いました。しかし,補助金が新年度の4月18日まで延長されたことによって,例年少ないはずの時期ですが昨年の2〜3倍売れたようです。それにしても2月3月に3800台ほど売れたアウトランダーPHEVが4月に3台とは三菱にとって,大きな痛手だったことでしょう。

電池問題のリコールがなかなか発表されないのは,役所との交渉がうまく運んでいないからでしょうか。販売店でアウトランダーPHEVを売りたくても売ることができない状況に営業ではやりきれない思いでいることでしょう。

MINICAB-MiEV TRUCKは,「全国軽自動車協会連合会」のホームページに販売数が出ていたので,今月から転載します。

1

2013年4月までの

i-MiEV (表中の青色)の国内販売総数: 8147台
(2009年11月以降で2009年7月〜10月の記録なし。メーカー発表による)

MINICAB-MiEV (表中の赤色)の国内販売総数: 4024台

アウトランダーPHEV(表中の緑色)の国内販売総数: 4307台

MINICAB-MiEV TRUCK(表中の紫色)の国内販売総数: 461台

2013年度(i-MiEV 100台,MINICAB-MiEV 71台,アウトランダーPHEV 3台,MINICAB-MiEV TRUCK 25台)

04月:i-MiEV 100,MINICAB-M 71,アウトランダーPHEV 3,MINICAB-MiEV TRUCK 25

2012年度(i-MiEV 2205台,MINICAB-MiEV 2026台,アウトランダーPHEV 4304台,MINICAB-MiEV TRUCK 436台)

03月:i-MiEV 358,MINICAB-M 344,アウトランダーPHEV 1719,MINICAB-MiEV TRUCK 269
02月:i-MiEV 377,MINICAB-M 317,アウトランダーPHEV 2079,MINICAB-MiEV TRUCK 167
01月:i-MiEV 79,MINICAB-M 58,アウトランダーPHEV 506,MINICAB-MiEV TRUCK 48
12月:i-MiEV 137,MINICAB-M 121
11月:i-MiEV 189,MINICAB-M 133
10月:i-MiEV 141,MINICAB-M 128
09月:i-MiEV 212,MINICAB-M 197
08月:i-MiEV  86,MINICAB-M 107
07月:i-MiEV 157,MINICAB-M 200
06月:i-MiEV 288,MINICAB-M 256
05月:i-MiEV 142,MINICAB-M 134
04月:i-MiEV  39,MINICAB-M 31

2011年度(i-MiEV 2552台,MINICAB-MiEV 1927台)
(三菱自動車発表,2012年3月末国内「外」の累計:26000台)

03月:i-MiEV 117,MINICAB-MiEV 123
02月:i-MiEV 446,MINICAB-MiEV 590
01月:i-MiEV 341,MINICAB-MiEV 467
12月:i-MiEV 359,MINICAB-MiEV 747
(「MINICAB-MiEV」は2011年12月8日発売)
11月:326
10月:244
09月:340
08月:207
07月:61
06月:40
05月:34
04月:37

2010年度合計(「i-MiEV」2542台)

03月:102
02月:321
01月:219
12月:164
11月:172
10月:179
09月:277
08月:221
07月:383
06月:390
05月:53
04月:61

2009年度合計(「i-MiEV」748台)

03月:101
02月:151
01月:188
12月:145
11月:163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV」は2009年7月23日発売)

6月8日関越道で急速充電器オープニングオフ開催

リンク: 突然ですが6月8日関越道EV-QUICKオープニングオフ開催!|くまさ~んのページ|ブログ|くまさ~ん|みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費).

2013年6月8日土曜日 10時から,関越道 上里SA下り線 の急速充電器周辺でオフ会をおこなうと告知されています。

2013/05/28

岐阜県の充電器252基の行方

リンク: 法制度・規制:電気自動車の充電器をどこに置く、252基を置く岐阜県の事例 - スマートジャパン.

岐阜県では,充電インフラを整備する場合の条件として以下の3つを考えているそうです。補助金も出ることだし,条件がそろえば設置しやすくなるでしょうが,設置後の維持費を道の駅などは出してくれるでしょうか。

  1. 道の駅へ導入する
  2. 南部は交通量に応じて設置する
  3. 観光地に導入する

24時間365日、公衆電話や自動販売機のように誰でも自由に簡単に、事前登録が不要でいつでも使える充電器の環境」が岐阜から始まるとありがたいです。

2013/05/26

「エンジン自動車と電気自動車 ”淘汰”か”共存”か」

25日は,滋賀県立大の公開講座を聴きに行ってきました。タイトルは「エンジン自動車と電気自動車 ”淘汰”か”共存”か」というものです。

講義された教授の結論から書くともちろん”共存”なのですが,”共存”というより私は”すみ分け”の方がぴったりと来ると常々思っています。

会場には受講生の方が100人前後おられました。講義の概要には「身近になりつつある電気自動車」とありましたが,EVに乗ってきたのは私一人のようで,EVが「身近に」ない方々にEVの真の姿が伝わるかどうかが最大の関心事でした。大学の先生の講義ですから,数字やグラフなどを提示しながらのお話でEVの可能性と課題は理解しやすいものでしたが,その中の数字などについて少し疑問に思ったものもあったので書いておきます。(EV乗りとしてはEVよりのバイアスがかかっています^_^;)

EVの可能性(メリット)については,以下のようなことでした。

  1. 加速がよい
  2. 走行中,CO2は排出しない
  3. 1km走る時のエネルギー消費量はガソリン車の1/4ほどである
  4. 走行燃費(電費)はガソリン車の1/6ほどである

この他にも私が考えるメリットは以下のような点があります。詳しくは下のリンク先をご覧ください。

  1. 維持コストが安い
  2. エンジンによる騒音を下げることができる
  3. ガソリンの消費を抑えることができる
  4. 電気を蓄えることで災害への備えになる

EVとガソリン車とのコスト比較(2011/9/4)

EVのデメリット(2013/1/19)

講義で話されたEVの課題は以下のものでした。

  1. (油田)採掘から走行までを考えるとEVはガソリン車よりもCO2排出量は多い
  2. 原子力発電がほとんど再稼働しない中で,EVの電気を何で発電するか
  3. 電池(リチウムイオン)はガソリンなどと比べエネルギー密度は非常に低い
  4. インフラが不足している
  5. リチウムイオン電池は高い
  6. リチウムイオン電池の寿命は短い

1で示されたグラフでは確かにEVのCO2排出量は多くなっていましたが,よくみるとそれは「石炭火力」によるものでした。教授が他で示されたデータ(電気連合会2011年)にもありましたが,発電には石炭ばかりでなくそれと同等の割合で「天然ガス」も使われているようですし,「石油」そのものを使っても発電しているようですから,他の火力との比較データが必要ではないかと思いました。

検索してみるとCO2排出量割合は石炭:石油:天然ガス=10:8:6になるというデータがありました。そこで,データにあったCO2排出量を石炭の6割に置き換えると,EVのWell-to-Wheel(採掘から走行まで)はガソリン車はもとよりディーゼル車よりも低いという結果になりました。(天然ガスの液化は高コストでCO2排出量も多いかもしれませんが)

そのCO2排出量比較のグラフは,2004年にトヨタ自動車・みずほ情報総研が出しているとの但し書きや,ハイブリッド車の優位性示しているところから,EVの電気の元を「石炭火力」としていることに別の意味で納得しました。

2.時間単位での出力調整が難しい原子力発電は夜に電気を余らせてしまうので,その電気の活用方法としてオール電化住宅の推進やEVの活用がいわれましたが,ほとんどの原発が止まっている現在,EVを夜間に充電しようとしたらCO2排出量が多い電源で発電するしかないという説明でした。

しかし,先に示したようにCO2排出量が少ない天然ガスが一つの解決の糸口になるでしょう。教授が示されたデータでも2011年段階で日本の電源別電力量構成比で天然ガスは25パーセントほどを占めていますから,現在ではもっと多いでしょう。また,アメリカのシェールガスには触れられませんでしたが,これも将来は有望なのではないでしょうか。(採掘方法は環境に負荷をかけるようです)

3の密度が低い結果として,1回の充電で走ることのできる距離が短いということになります。ですから,日産リーフの約200キロでも走行距離としては希望する長さに足らないので,距離を延ばそうとすると充電しなければならないのが課題だということでした。

この課題は,私が実践しているようにガソリン車とEVとを用途に合わせて使い分けることが出来ればすぐに解決します。これはセカンドカーがあるというのが前提ですので,本当の意味での解決にはならないといわれるかもしれませんが,往復約30キロの毎日の通勤と休日の街乗りでEV(三菱i-MiEV Mグレード)に不便さを感じたことはありません。車のある環境と考え方次第でしょう。

4の「インフラが不足している」については,講義中におっしゃっていた「200キロではもの足りない」も同様ですが,EVは長距離には向かないというのも思い込みに過ぎません。滋賀県内でも間もなく名神高速道路の草津PA上下線に急速充電器が設置されますが,これを合わせると20カ所も15〜30分で充電することができる充電器がそろうことになります。全国でも(CHAdeMO協議会)2012/9/7の1318箇所から2013/4/5には1677箇所に増えています。インフラは着実に整備されつつあります。

滋賀県内の充電ポイント

電気自動車向け充電器、県内807基に増設へ 県が目標(2013/5/22)岐阜新聞

EVのデメリット(2013/1/19)

5については「EVがクリアすべきハードルは高い?」(2012/7/7)に書きましたが,電池価格は噂によるとEV発売当初の半分以下になっているようです。それでもEVの本体価格をそれに見合っただけ下げてこない自動車メーカーは本当にEVが売りたいのか疑問に思いますが,それなりの戦略もあるのでしょう。電池の量産化が進めばコストが下がってくるのは当然の成行でしょう。

EVの現状と将来展望(一電池屋の視点)(2013/5)EV/HEV Commercialisation Japan 2013 | EV Update

6の「リチウムイオン電池の寿命が短い」点については,上のリンク先でも述べていますが,東芝の「SCiB電池」などは劣化速度がとても緩やかになっているようです。携帯電話などのリチウム電池のイメージとは全く別のものです。

私のEVのように約1年9ヶ月でおよそ19000キロ走行するような使用方法では,元の90パーセントとなる充電3000回までに約8年以上もかかることになります。

EVは本当に普及しない3(2013/03/15)

結論として,人々は「長く走って安いならばガソリン車」を選択し続け,将来にわたってもガソリン車とEVとは共存していく,2030年でも車両価格が高いEVの割合は10パーセントにも満たないであろうとの教授のお話でした。しかし,EVに2年近く乗っての実感として普段の街乗りでEVは十分な性能がありますし,長距離を走ろうと思えば今でも走ることができ,さらに充電環境は整いつつあります。以下のリンク先に書いているように一見最初に払うお金は高いEVですが,長い年月乗れば乗るほどトータルコストは安くなります。ところが,最初に懸念したようにEVが身近でない人にとって,このあたりが伝わったかどうかは少し疑問な講義でした。EVが売れてこない理由は,今回の講義にあったようにEVのよさがなかなか伝わっていかないところにあると考えています。

EVとガソリン車とのコスト比較(2011/09/04)

あと2つ気になったことがありました。1つは私の聞き間違いかもしれませんが,「一般家庭で200Vは来ていない」とおっしゃっていたように思うのですが,現在の一般家庭では,200V単相3線式という方式で電気が引き込まれていますから,200Vを取り出すことは容易です。クーラーや食洗機の配線は200Vになっていることが多いと思います。この200VでうちのEVは充電されています。

もう一つは,石油の「ピークオイル」の話がありませんでした。教授はバイオエネルギーを研究されているようなので,よくご存じでしょうが,石油資源が掘り尽くされつつあり今後は採掘量が減っていくのではないかという説です。素人には真偽のほどはわかりかねますが,どんな資源でもいずれなくなるものですし,1km走る時のエネルギー消費量がガソリン車の1/4ほどであるEVによって石油資源の寿命が延びるのであれば,それはそれで”共存”の意味は大きいと思います。

急速充電器設置だが(泉大津市)

リンク: 電気自動車用急速充電器/泉大津市ホームページ.

急速充電器が大阪府泉大津市の泉大津市民会館に設置されたそうです。

次々と設置されていくことは喜ばしいことですが,リンク先の写真のように本体が別のカゴの中に入れられ,利用時間が制限されていることは,24時間使えてこそ急速充電器の意味があるということが一般化に知られていない証拠でしょう。

課金した上で,24時間開放されるのはいつのことでしょうか。

■電気自動車用急速充電器の利用について

使用時間:市民会館の休館日(月曜日、年末年始)及び臨時休館日以外の午前9時から午後5時まで。ただし、充電に約30分程度要しますので、午後4時30分までにお越しください。


2013/05/25

【転載】牧之原SA(下り)充電器復旧のお知らせ

遅くなりましたが,日本ユニシスより下記の案内がきましたので転載します。

ーーー(以下引用)ーーー

現在、牧之原SA(下り)にて発生していた充電器の故障が復旧致しました。

2013/05/23

電気自動車をめぐる意外な盲点?

リンク: 深夜電力は使えない!?電気自動車購入時の意外な盲点とは | clicccar クリッカー.(2013/05/17)・・・多忙でブログ公開が23日になってしまいました^_^;

マスコミ?は事実をしっかりと調べてEVの本当の姿を伝えないと,筆者が言うように「EVを取り巻く状況は多難」でしょう。リンク先のページがclicccarデイリーランキングで一時は1位になるのですから,影響は大きいですし,困ったもんです。

ゴーン社長が「大いに失望している」と年頭のデトロイトモーターショーで発言したためか、30万円近くプライスダウンを果たした日産リーフ。

プライスダウンは良いことでしょうに,「そして」と続く文脈は以下のように悪いことでまとめてあります。「そして」なら良い方向で締めくくってほしいのもです。

そして、i-MiEVのリチウムイオン電池のトラブルもあり、「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」の申請終了など補助金を取り巻く話も少々複雑と、EVを取り巻く状況はやや多難

ここでいう「i-MiEVのリチウムイオン電池のトラブル」は,正確には三菱のホームページにもあるように「アウトランダーPHEV等の電池のトラブル」です。今回問題になった電池はもともとアウトランダーの物からですし,i-MiEV にはトラブルを起こしたメーカー(リチウムエナジー ジャパン製)の物とは違う電池(東芝製)を積んでいるMグレードもありますから,「i-MiEV 電池のトラブル」というくくり方は誤りです。

また,「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」は,2012年度の補助金が4月18日に締め切られたため,締切間際に申し込んだ人があてにしていた補助金を受け取れないこともあったようです。このことを差して「少々複雑」と書いているのでしょうが,複雑なところを池上彰さんのようにわかりやすく解説するのもマスコミの役目であるはずなのに,「多難」で切り捨ててしまうとは返す言葉もありません。

この記事の元ネタは国沢光宏さんの「EVは深夜電力が使えない」でしょうか。(ECOカーアジア エコカーアジアの右の欄の中にある「ECOカー基本情報」に同名のタイトルがあります)しかし,これは2010年の12月に書かれたもので,現在では状況が違います。(自動車会社がコンセント工事割引キャンペーンをしている場合もあります)

筆者の言う「EV購入時前の盲点」を整理してみると以下のようになるでしょう。「EVの恩恵を得るには初期投資も回収にもそれなりの費用と時間がかかる」ということが言いたいようです。

  1. 充電のためのコンセント工事が車両代とは別に必要
  2. コンセント工事に10万円前後かかる
  3. 電気代が安い「深夜電力」を使うにはオール電化住宅など条件が必要
  4. 日産で急速充電しようと思うと月額1500円の会費が必要

1については知らなかったとすれば「盲点」かもしれませんが,私の周りの人たちは何らかの電気工事が必要とはわかっているようです。

たとえば,私のEVを目の前に決まってある質問の中に「EVはどうやって充電するの。自宅で充電できるの。」というのがあります。普通の家では家電は100Vですから,EVも100Vで充電できるのか,まさか普通にコンセントに差すだけではないだろうと考えるからこそ,そんな質問になるのではないかと思います。ですから考えたこともない意外性という意味においての「盲点」とは言いにくいでしょう。

ただ,200Vで充電すると答えると「?」となるのが普通ですから,この場合においては「盲点」かもしれません。近年の一般的な家では,クーラーや食洗機などのために200Vが使えるにもかかわらず,それを知らない人が多いので,200Vの意味を理解することにすら時間がかかるようです。

コンセント設置工事には別にお金がいるとして,よく調べない人の「盲点」になりやすいのは,2の金額でしょう。筆者も日産の説明をそのままに受け取って,「工事費用は戸建て10万円前後かかるよう」としていますが,それはあくまでも日産からの紹介業者についてのことです。

私のところの場合は,i-MiEV 充電コンセント工事完了に書いたようにコンセントまで電線を引き回す距離が長くなったためと写真のような電力量計やタイマーといった余分な機器をつけたために知り合いの電気屋さんでも約8万4千円かかってしまいましたが,コンセントの設置場所が配電盤から近く,EV用のコンセント(希望小売価格3500円)をつけるだけなら,近所の電気屋さんに頼んで5万〜6万円でできるのではないかと思います。(コンセント工事割引キャンペーン

3の「深夜電力」については,国沢光宏さんが「EVは深夜電力が使えない」に書いているように2010年に問題にするのならいざ知らず,2013年の今では話題にするまでもないでしょう。三菱自動車がホームページで「さらに工夫すれば夜間の充電で、電気代を抑えることも」と書いているように,電気料金の安い「深夜電力」を前面に出してあたかもそれが基準であるかのようなことを強調してはいません。

私が住む関西では,関電がこの5月から「夜間時間料金」を8.52円から10.76円に上げました。円安に振れているのでますます関電の燃料調達コストが増えていくことは仕方ないことですが,円安にもかかわらずガソリン価格が下がっていることは私の中では「意外」です。(2013年3月期,関電は過去最大の赤字2434億円)

3の「夜間時間料金」は電力会社によって条件が異なることはEV購入を考えるときの「盲点」でしょう。関電ではオール電化住宅がその条件ですが,東電ではオール電化住宅でなくても『お得なナイト8』等の制度があります。

4の日産の月額1500円の会費は高額に思われるかもしれませんが,日産リーフのユーザでも会員にならなければ払わないですみますし,三菱のi-MiEVユーザならば日産での充電は30分で525円ですから,月に3回充電すれば元?を取ることができます。(三菱のi-MiEVユーザは日産の急速充電器利用の会員になることはできない)それ以上にどれだけ利用しても上限が1500円なのですから,自宅での充電を極力せずに頻繁に日産での急速充電を利用するというユーザもいるようですから,時間をかければかけるほど「EVの恩恵を得る」ことができるともいえるでしょう。

スマートハウスに住まなくても,EV以外の初期投資はそれほどでもないので,高いEV車両本体価格を払うことさえできれば,EVの恩恵を得るには思った以上に時間がかからないのです。

EVとガソリン車とのコスト比較(2011/09/04)

電気自動車のリアルな電気代に初めて言及したエコカー書籍(2012/01/06)

EVのデメリット(2013/01/19)

EVは本当に普及しない3(2013/03/15)

2013/05/20

【転載】牧之原SA(下り)充電器故障

日本ユニシスより下記の案内がきましたので転載します。

ーーー(以下引用)ーーー

現在、牧之原SA(下り)にて充電器の故障のため、急速充電をご利用頂けない状況です。

なお復旧までの間、予備電源ボックス(200V)はご利用頂けます。
復旧致しましたら改めてご連絡致します。

EV・PHVタウンシンポジウム in東京

リンク: シンポジウム.

経済産業省 自動車課 電池・次世代技術・ITS推進室長が「充電インフラ整備に向けた国の取組み」という基調講演をおこなうそうです。

【コンセプト】

EV普及に向けた充電インフラにおける最新の取り組み状況や今後の展望についての情報を発信、関係者で議論することにより、EV・PHVのさらなる普及に資する。

【概要】

開催日 2013年6月5日(水) 10時~17時
場 所 東京ビッグサイト 国際会議場 (東京都江東区有明3-11-1-7F)
参加費 無料(事前登録制
主催者 経済産業省、一般社団法人次世代自動車振興センター